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PROFILE ■木原康裕(H.M YASU選手/小国ジム所属) 美容室経営から一転、33歳からプロキックボクサーを目指す。 プロライセンス取得の年齢制限は35歳だが、なんとかギリギリ34歳でプロデビュー。 その後、プロ2戦目の2004.10.17/TOSHIMAX:池袋サンシャインにて念願の初KO勝利を収める。 プロキックボクシング業界では、比較的年齢が高い事もあり、また経歴も異色な為、一部熱狂 的なファンの支持を集めている。 http://ogunigym.com/ |
27歳で起業。順調に美容室経営の道を歩いていたが、33歳にして突然の格闘界への転身。
なにが彼を、変えたのか?そこには、どんな理由があったのか?
その貴重なお話を聞いた。
------最初に美容室経営者からプロ格闘選手への転身の理由からお願いします------
木原
実は、コレといった正確な理由はないんですよ。ただ、なんとなく、普段からくすぶっていた燃焼願望みたいな
ものがあったんですね。で、ある日、仕事から帰って深夜にボクシング番組を見たんです。その時、体に電気が
走ったんですよ、何故か。
--------それでコレだッ!と感じた?---------------
木原
そう、そんな感じです。
------------それだけで、そんなに簡単に転身できるものなのですか?---------
木原
そりゃー簡単じゃないですよ。家族にも恋人にも猛反対にあいましたし、、、すいません、その辺の経緯は思い
出したくないです。ただ今になって、ハッキリ言える事は、人間ってどんな状況からでも、自分が強く決めた事は
現実化できるんじゃないかなって思います。
---なぜ、燃焼願望みたいなものを美容の世界で果たそうと思わなかったのですか?----
木原
正直に言いますと、美容の世界もやはりビジネスなんです。ビジネスの世界ってやっぱり奇麗事だけじゃうまく
いきません。ある局面では、姑息な小細工も必要になりますし、お世辞や嘘や時には卑怯な立ち回りみたいなも
のも必要になります。
------------虚飾の世界では燃焼出来ないと感じたのですか?--------------
木原
そうです。ちょっと青臭いですね。でも、全く嘘のない世界で、真正面から正々堂々とぶつかっていける世界は
これ(格闘技)しかないってその時は強く思いました。ここなら燃焼できると。どんな形であれ後悔はしないと思い
ました。
--------実際にプロキックボクサーとしての生活はどうですか?-------
木原
キツイですね。減量も食事制限もありますし。収入もかなり減りましたね。
------でも後悔はしていない?-----
木原
人間だから時々、心が折れそうになる時はあります、失敗したかなと思う事もあります。だけどリングに上が
るとそんな思いもブッ飛びます。なんていうか、勝った時はもちろんなんですけど、負けても凄く悔しいのに涙が
止まらないくらい悔しいのに充実感だけは感じられるんです。自分の命が激しく燃焼してるって感じる事ができ
るんです。これはお金じゃ得られないと思います。
--------今後の目標は?--------
木原
当然、この世界のチャンピオンです。年齢的に馬鹿にされる事もあります。試合中、野次がひどい時もありま
す。だけど、やっぱり男は皆、天下を取りたいって思うものじゃないでしょうか。特に、この世界にいる男は。
選手生命がいつまで続くかは分かりませんが、この世界にいる間は、全てを賭けて世界チャンピオンを目指し
ます。

-----現役選手引退後の予定とかイメージってありますか?----
木原
美容の世界に戻るかもしれませんが、引退後もコーチやトレーナーとして若手選手の育成はしたいなあー
と思っています。
---最後に一言お願いします。----
木原
最近、儲かればいいという、金、金、金の風潮があるように感じるんです。TVとか見るとね。
でも、お金じゃ得られないモノの凄さってあるんですよ。僕も美容室経営の時は、お金が全て
だと思ってましたけどね、、、まあー、僕はそれをリングで知る事ができたので、それを試合や
若手育成を通じて広めていきたいですね。
--今日はありがとうございました。--
ー取材後記ー
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試合直後に会場の控え室で取材に応じて頂きました。
KO勝利を収めた喜びを噛み締めるように、インタビューに応じてもらいました。それでも時々、試合中パンチを受けた事によるダメージで何度か吐いたりしているのを見て改めて厳しい世界だと感じました。次回の試合は、いよいよ後楽園デビューだそうです。試合の予定は、小国ジムのホームページでチェックしてくださいとの事でした。 http://ogunigym.com/ 次回の試合は、グッドプランニングのスタッフ全員で応援に行こうと思います。 木原選手の今後のご活躍を期待してます! (取材・文章:片岡/安野/澤田 平成17年11月15日) |
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